2024.8.23

【簡略修理レポート】他店で修理不可だった iPhone SE3 CPU移植でデータ復旧成功!!

モトニスの藤岡です!
ここでは、簡略された修理レポートを記載致します。 当社のレポート解説は→こちらから

機種

iPhone SE3

 

ヒアリング内容

・朝起きたら起動できなくなっていた。

・他店にて基板修理を依頼したがCPU付近の故障により修理不可で帰ってきた。

 

メーカーorキャリア修理歴:なし
非正規修理歴:基板修理あり

お客様のご要望:データだけでも抜き取りたい(できれば動く状態だと嬉しい)

 

もしこのレポートをみて困っている方の為に簡単な診断方法はこちらから確認出来ます。
こちらのレポートでは割愛。

 

事前チェックと分解診断の結果

ヒアリングだけでは、他店にて行った作業が点検作業のみなのか修理作業まで行ったのか不明だったため、
まずは基板の点検を行いました!

 

点検の結果、おそらく修理にトライしたものの、熱を加えすぎてCPUや電源のICチップなど、
複数箇所で半田漏れが発生し修理不可になってしまったものと推測。。。
SE3基板の半田付けは非常に硬く熱の入れ方も微調整が必要になります。
今回修理を担当した作業者はあまり経験がなかったのかもしれません。
※他店での修理作業前に、モトニスへご依頼いただいていればCPU移植ではなく、
通常基板修理で動く状態でお戻しできる可能性もありそうな状態でした!

 

半田漏れ箇所が多すぎるため、CPU移植(正常な基板にデータ復旧に必要なCPUメモリ・ICチップ類を移植する方法)にてデータの抜き取りにトライすることにしました!

 

 

結果

データの抜き取りに必要なCPUやメモリなどのチップを慎重に元の基盤から取り外し、正常な基板へ慎重に移植します!
これらのチップの一つでも異常があると、データの抜き取りができないため、異常がないことを祈りながらの作業です!

作業完了後電源をつけてみたところ、無事に起動できることを確認、データの抜き取りも無事完了し一安心です!

 

修理料金

データ抜き取りプラン:17,800円(税込)

 

CPU移植については、データ抜き取りのための最終手段となり非常に難しい修理になります!
今回は幸いなことに、CPU移植にてデータ復旧することが出来ましたが、
既に基板修理されている端末だと、難しい修理になることも多く、
修理不可でお返しになることも珍しくありません。

 

基板修理の成功率は、作業者の技術力とイコールと言っても過言ではありません。
下手な修理屋で作業をしてしまう前に、ぜひモトニスへご相談ください!!

 

 

 


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