2026.9.28

【簡略修理レポート】iPhone 16 Pro 高温注意後に起動不可|基板修理でデータ復旧成功

モトニスの藤岡です!

ここでは、簡略された修理レポートを記載致します。 当社のレポート解説は→こちらから

 

機種

iPhone 16 Pro

 

ヒアリング内容


・2か月ほど前から、突然電源が落ちることが稀にあった。
・その都度復旧していたため、そのまま使用していた。
・使用中に突然本体が熱くなり、高温注意の表示が出た。
・しばらくスリープ状態で放置した後、起動しなくなった。
・データがどうしても必要で、他店でも基板故障と診断された。

 

他店診断歴:あり
お客様のご要望:データ復旧

 

もしこのレポートをみて困っている方の為に簡単な診断方法はこちらから確認出来ます。
こちらのレポートでは割愛。

 

事前チェックと分解診断の結果

今回は、
iPhone 16 Proの
高温注意表示後に起動不可となった端末の
データ復旧のご依頼です。

 

お話を伺うと、
完全に起動しなくなる前から
「たまに突然電源が落ちる」
という前兆のような症状があったとのことでした。

 

その時点では毎回復旧していたため、
そのまま使用を続けていたそうですが、
ある日使用中に本体が急激に発熱し、
高温注意の表示が出たとのことです。

 

いったんスリープ状態にして放置したものの、
その後は起動しない状態になってしまいました。

 

データがどうしても必要とのことで、
他店にも相談されたそうですが、
基板故障との診断となり、
今回モトニスへデータ復旧をご依頼いただきました。

 

サプライチェックでは完全ショート状態

まずは電源まわりの状態を確認するため、
サプライでチェックを行いました。

 

すると、
基板は完全ショート状態でした。

 

ただし、
今回の症状は
「起動したまま発熱し、高温注意が出た」
という経緯です。

 

このような症状の場合、
単純なメイン回路不良だけであれば
起動動作まで進まないことも多いため、
故障箇所の切り分けが重要になります。

 

そこで新しいバッテリーを接続して確認したところ、
一度は起動するものの、
すぐに強い発熱が発生し、短時間で再び高温注意が出る状態でした。

 

この時点で、
「起動はするが、ある特定箇所が発熱して停止に至る」
という方向で診断を進めていきました。

 

発熱箇所の特定

基板を取り外して詳しく確認したところ、
コネクタ周辺のクッション材に
変形している箇所がありました。

 

このクッション材は熱の影響を受けやすいため、
局所的に強い発熱が起きている場合、
こうした変化が見られることがあります。

iPhone 16 Pro コネクタ周辺 発熱箇所

iPhone 16 Pro コネクタ周辺 クッション材の変形

さらにサーモで確認すると、
やはりその周辺に明確な発熱反応がありました。

iPhone 16 Pro サーモ 発熱箇所確認

この結果から、
該当箇所にあるICが今回の故障原因と判断しました。

 

IC周辺を修復

不良と思われるICを取り外して確認したところ、
内部で酸化が進行しており、
そのままでは正常に半田が乗りにくい状態でした。

 

このまま新しい部品を取り付けても
安定しない可能性があるため、
周辺をしっかり整えながら
基板面をクリーニングし、
新しいICを正常に実装できる状態へ整えていきました。

iPhone 16 Pro 基板修理 IC周辺

作業途中の一部写真は撮り忘れてしまいましたが、
診断内容に沿って必要な修復を行い、
基板を起動できる状態まで戻していきます。

 

結果

無事に起動し、データ復旧に成功しました!

iPhone 16 Pro データ復旧後 起動確認

修理後は無事に起動し、
端末内部のデータを確認できる状態まで復旧しました。

 

今回の端末では
盗難デバイス保護が有効になっていたため、
当店側でPCバックアップを行うことはできません。

 

そのため今回は、
お客様へできるだけ早くご返却し、
ご自身でバックアップやデータ移行を進めていただく流れとしました。

 

端末の状態がかなり不安定であれば、
iCloud等を含めた別対応を優先することもありますが、
今回は現時点ですぐに再発する可能性は低いと判断し、
早期返却の方針としています。

 

無事にデータを確認できる状態まで復旧でき、
本当に良かったです!

 

同じ「高温注意」でも原因は毎回違います

「高温注意が出たあと起動しなくなった」
「本体が熱くなってから電源が落ちた」
「以前から少し不調はあった」
「他店で基板故障と言われた」
「大切なデータだけでも取り出したい」

 

このような場合でも、
故障箇所は毎回同じとは限りません。

 

同じような症状に見えても、

・メイン回路の不良
・コネクタ周辺の不良
・発熱を伴うIC故障
・腐食や酸化による接触不良

 

など、
原因は端末ごとに異なります。

 

そのため、
症状の名前だけで判断するのではなく、
実際にどこが発熱しているのか、どこが故障しているのかを丁寧に切り分けること
が重要です。

 

「なんとなく最近怪しいかも?」
「たまに電源が落ちるけど、その後は普通に使える」

 

といった段階でも、
不具合の前兆となっている可能性があります。

 

大切なデータが入っている端末で違和感を感じた場合には、
状態が悪化する前に
バックアップや点検を行っておくことをおすすめします。

 

Motonisでは、
端末の症状や故障箇所を確認しながら、
データ復旧を優先した修理を行っています。

 

iPhoneの高温注意・起動不可・基板故障でお困りの場合は、
まずは一度ご相談ください。

 

Motonis(モトニス)では、
iPhoneの高温注意・起動不可・基板故障について
データ復旧のご相談を承っております。

 

診断から修理、
復旧後のデータ移行までを考えながら
端末の状態に合わせて対応しています。

 

お困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください!

 


Motonis(モトニス)iPhone・iPad・Android基板修理(データ復旧)専門
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