2026.8.2

【簡略修理レポート】iPhone 13 車に轢かれて起動しない…CPU移植にてデータ復旧成功

モトニスの藤岡です!

ここでは、簡略された修理レポートを記載致します。 当社のレポート解説は→こちらから

 

機種

iPhone 13

 

メーカー・キャリア修理歴

なし

非正規修理歴

なし


お客様のご要望

データ復旧を最優先。

本体が使用できる状態まで復旧できれば理想ですが、最優先は内部データの取り出しをご希望でした。

 


事前チェック・分解診断の結果

車に轢かれたiPhone13基板修理、破損状況1 車に轢かれたiPhone13基板修理、破損状況2 車に轢かれたiPhone13基板修理、破損状況3 車に轢かれたiPhone13基板修理、破損状況4

今回の端末は、車に轢かれたことによる非常に強い衝撃を受けており、

  • ・画面割れ
  • ・背面割れ
  • ・本体フレームの大きな変形

といった外装の損傷だけではなく、基板にも深刻なダメージが及んでいる状態でした。

分解後にDCサプライを接続して確認したところ、電源投入前の段階からショート反応を確認。

 

まずはメイン回路側を調査した結果、コンデンサーのショートを確認したため除去を実施しました。

 

その後、待機時のショートは解消されましたが、さらに診断を進めるとメモリーライン側にもショートを確認。

こちらもコンデンサー除去を行いましたが、残念ながら起動には至りませんでした。

 

CPU周辺についても大きく変形しており、衝撃によって複数の信号ラインが断線・破損している可能性が高い状態でした。

この時点で、通常の基板修理では復旧が困難と判断しました。

 

 


修理対応

車に轢かれたiPhone13 基盤修理(CPU移植)作業状況1 車に轢かれたiPhone13 基盤修理(CPU移植)作業状況2 車に轢かれたiPhone13 基盤修理(CPU移植)作業状況3

今回はデータ復旧を最優先とするため、

正常なiPhone 13の基板へCPU移植を行い、データ復旧を試みました。

 

CPU移植は非常に高度な基板修理となり、すべてのケースで成功するわけではありません。

 

特に今回のような衝撃・変形案件では、CPU自体や内部配線が損傷している可能性もあるため、
復旧できるかどうかは実際に作業を進めてみなければ判断できません。

 

慎重にCPU移植作業を行い、起動確認を実施しました。

 


結果

無事に端末は起動し、データもすべて残っている状態で復旧することができました。

今回は盗難デバイス保護が有効になっていたため、お客様が新しい端末へデータ移行できるよう、
本体が操作できる状態まで復旧を行い、そのままご納品いたしました。

 

車に轢かれるほどの強い衝撃を受けた端末は、
CPUやストレージ自体が破損してしまっているケースも多く、データ復旧できるかどうかは運の要素も少なくありません。

今回はCPUが無事だったことが幸いし、無事データ復旧まで行うことができました。

お客様にも大変喜んでいただくことができ、私たちとしてもお力になれたことを嬉しく思います。


修理料金

  • プラン③:31,800円(税込)

同じような症状でお困りの方へ

車に轢かれた端末や、強い衝撃・変形によって起動しなくなったiPhoneでも、データ復旧できる可能性は残されています。

他店で「修理不可」と判断された端末でも、CPU移植など特殊な基板修理によって復旧できるケースもございます。

もちろん、すべての端末で復旧をお約束できるわけではありませんが、
今回のように通常修理では難しいケースでも復旧できた事例は数多くございます。

大切な写真や動画、LINEなどのデータを諦める前に、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

🤖 AI相談
↓ タップして相談