2026.2.23

iPhoneの電源が入らない…その状態でもデータは取り出せる可能性があります

iPhoneの電源が入らない…その状態でもデータは取り出せる可能性があります

 

突然iPhoneの電源が入らなくなった。
充電しても反応しない。画面も真っ暗なまま、愛着のある端末が沈黙している。

 

「写真、LINE、連絡先……。もう、あきらめるしかないのかな」

 

絶望的な気持ちでこの記事に辿り着いたあなたへ。
あきらめるのは、まだ早いかもしれません。

 

実は「電源が入らない=データが消えた」わけではないのです。

 

 

■ 「起動の故障」と「データの保存」は別の役割です

iPhoneの内部には、
電源が入って動作するための働きを担う部分と、
写真や連絡先などのデータを記録している部分があり、
それぞれが異なる役割を持って動いています。

 

そのため、本体が動かなくなっていても、
データが保存されている領域が無事であれば、
データを取り出せる可能性があります。

例えば、次のような症状です。

 

  • ・落下による内部基板の損傷
  • ・水没によるショート
  • ・突然のブラックアウト
  • ・電源系統の故障

 

これらは「起動するための機能」に不具合が生じているケースで、
大切な写真や記録が内部に残っている可能性も少なくありません。

 

 

■ 【警告】データ復旧の可能性を下げてしまうNG行動

この状態で最も避けなければならないのが、
自己判断での操作です。

 

  • PCに接続して「復元」や「アップデート」を試す
  • 何度も電源投入を繰り返す
  • 分解などの自己対処を行う

 

これらの操作によって基板へ負荷がかかり、
本来復旧できた可能性のあるデータも取り出せなくなる場合があります。

 

データが必要な場合は、
まずは、症状を送るだけでもOK!

下の3点が分かると、案内がスムーズです。

  1. 機種名(例:iPhone 12 Pro)
  2. 故障のきっかけ(落下/水没/突然など)
  3. 現在の状態(充電反応/PC認識/リンゴループ等)

※復元・アップデートは行わず、そのままの状態でご相談ください。

 

■ 「修理」ではなく「基板修理(データ復旧)」という選択肢

一般的な修理店やメーカーでは、
端末を「使える状態に戻す(パーツ交換)」ことを目的としています。

 

そのため、基板が故障している場合には
「修理不可」と判断されることが多くあります。

 

しかし、「基板修理(データ復旧)」は端末の継続使用を目的とした修理ではなく、
データを取り出すために一時的な起動状態を作るという、
まったく異なるアプローチになります。

 

■ 他店で断られた端末でもご相談いただいています

実際に当店へご相談いただく端末の多くは、

 

  • Appleで「本体交換」と案内された端末
  • 修理店で「基板故障のため修理不可」と返却された端末

 

といった、通常の修理では対応が難しいケースです。

 

すべての端末で復旧を保証できるものではありませんが、
通常の基板故障であれば、状態に応じた適切な処置を行うことで、
データの取り出しに至るケースは多いです。

 

■ 大切なデータが必要な場合は、まず状態を保ったままご相談ください

電源が入らない状況でも、
まだ対応できる可能性が残されている場合があります。


自己判断で操作を行う前に、
現在の状態をできるだけそのまま保ったままご相談ください。

 

操作をしてしまった後では、
対応できた可能性があるデータも取り出せなくなることがあります。

 

「もう無理かもしれない」とスマートフォンを置いてしまう前に、
まずは現在の症状や経緯をお知らせください。